withコロナ時代、小さな会社が生き残るための事業変革

つぶれて欲しくないお店、がんばる中小企業の皆さんに、コンサルとして培った「ビジネスモデル変革」の考え方をお伝えします

ちょっとした変革: 大企業の当り前を知る

先日、会社の同僚のご実家が営まれている海産物販売のお店を紹介してもらいました。


エビや貝がとてもおいしく、しかも安いとのことで、楽しみにしていました。
でも、その会社のホームページを見てみて、びっくり。


20年前にはやった作り方のホームページなのです。
ある一定の年齢の方には、お分かりいただけると思いますが、
左側にメニューがあって、真ん中に、「あなたは〇人目のお客様です」カウンターがある
というような作りです。


ホームページがあることは良いのですが、商売に活かされていないことが残念です。


まず、商品の画像がありません。
あるのは、
 イセエビ 時価
 ホタテ 〇〇円
のような情報のみです。


当然、ホームページで注文が完結できるわけがなく、
電話もしくはFaxで注文をする仕組みです。


おそらく、このお店は、地元で愛されファンも多いのでしょう。
したがって、インターネットを使って売らなくても成り立ってきたのだと思います。


でも、ホームページを作るのであれば、売上向上にぜひつなげていただきたいと思います。
でなければ、無駄な経費です。
このお店が売上を上げていただくことで、地方も潤うことにつながります。


どうすればいいか。
そんなに難しいことをする必要はないと思います。
インターネット販売をしている大手企業のホームページがどんな工夫をしているのか、
少し調べてみればよいのです。


少なくとも、
 ・商品は画像とともに、こだわりが説明され、
 ・お店を経営している人の紹介があったり 
 ・その場でカートに入れて、カード決済できる
はずです。


人は手間が一つ増えるだけで、購入を諦めてしまいます。
せっかく興味をもってくださったのなら、少なくとも、
その場で買っていただける仕組みをつくることはすべきでしょう。
それだけでも、売上につながります。


ちょっとだけ、別の会社、はやりの会社、大手の会社が何をしているか、
覗いてみたら、いろんなヒントがあるはずです。


このように、大手企業がやっていることを中小企業に「輸入」してくると
良いことは多くあるように思います。
もちろん、「輸入」に際しては、「カスタマイズ」が必要です。


このブログでは、大手企業の当り前、についても、紹介していこうと思います。
ホームページという表に見えることであっても、まだまだ改善ポイントがありますので
目に見えない「考え方」はなおさらだと思うからです。



こちらもお願いいたします。