withコロナ時代、小さな会社が生き残るための事業変革

つぶれて欲しくないお店、がんばる中小企業の皆さんに、コンサルとして培った「ビジネスモデル変革」の考え方をお伝えします

すごいなと思う会社

ワールド・ファミリーという会社をご存じでしょうか。
ディズニー英語システムを販売している会社です。
非上場なので、売上高等の数値は不明ですが、2018年度幼児向け英会話セット教材市場
でシェアNo1とのことです。
資本金は約5億円です。


この会社のすごいところは、顧客資産を徹底活用しているところでしょう。


英語システムは、かなりの高額商品。
そして、親がしっかりとサポートしてあげてはじめて子供が実力をつけていける。
(一緒に遊ぶ、一緒に聞く、一緒に電話する、等)
頑張った子には、ご褒美のシールやキャップがもらえます。
それ欲しさに、子供たちはがんばりますし、
そもそもディズニー好きな子たちには効果てきめんです。
一年も続けていると、ある程度の会話が自然にできるようになっています。


ということで、この会社が保有するお客様リストは、ぴかぴかなはずです。
まず、
 ①英語教材に投資できる余力がある家庭がわかる
 ②うち、しっかりと子供をサポートできているうちがわかる
 ③子供の英語レベルも把握できる
 ④子供の年齢や卒業時期もわかる


②を活用して、運営側の人を募集してしまうこともやっています。
こういう方が営業すると、「効果」を実感していますし、どうすれば
子供がやってくれるかを把握しているので、当然売れると思います。
④を活用して、英語システムを卒業した大学生が子供たちの電話相手になっています。
①②あわせて、追加教材やイベントもうまく勧めてきます(しかも、嫌みなく)。


もちろん、教材もよいですし、先生たちもしっかりと教育された方々です。


ということで、
 ・お客様自身に営業してもらう工夫はできないか
 ・お客様自身を「商品(といっては失礼ですが)」にできないか
 ・お客様の今の状況を知り、さらにお役に立つサービスを案内できないか
といったことから、ビジネスモデルを発想してみても良いかもしれません。


こうして英語システムの宣伝をしてしまっているのも、
やはり、手の内なのかもしれません。


インスタもはじめました。
https://www.instagram.com/misturu.kikuhara/


引き続き、こちらもよろしくお願いいたします。
ビジネスモデルの変革の仕方を体系立てて整理しています。