withコロナ時代、小さな会社が生き残るための事業変革

つぶれて欲しくないお店、がんばる中小企業の皆さんに、コンサルとして培った「ビジネスモデル変革」の考え方をお伝えします

アイディアの磨き方

このブログでも、電子書籍でも、今のビジネスモデルを変えて
新たな飛躍を目指すことがテーマです。
変革に向けたアイディアの出し方や、ヒントを探っています。


一方で、出たアイディアをどう磨いていくか。


これも、本業での気づきをシェアしてみたいと思います。


最近、大企業のお客様で、新規事業案を出して満足していただけることはまずありません。
実際に新規事業が立ち上がる確証を求められます。


このとき、コンサルに求められることは、
実際にお客様となってくれたり、事業パートナーとなる可能性のある別の会社を
紹介してほしい、ということ。


ある意味で、コンサル会社がハブとなって、いろいろなお客様をつなぐわけです。


そして、一方のお客様のアイディアを聞いていただく。
日本企業の方々はたいてい礼儀ただしいので、ダメでもダメとは言ってくださらないです。
でも、逆に良ければ、反応が違いますので、それとわかります。


こうして、アイディアをいろいろな方々に聞いていただく。
反応がよさそうなところは、どういう方で、そうでないのはどういう方なのか。
反応がよさそうな方にさらに刺さるにはどうすればよいのか。


これを繰り返していくと、当初のアイディアからかけはなれることもあります。
(ピボットする、といったりします)
そして、より磨きあがったアイディアに育ちます。


自分たちだけで考えていては一人よがりです。
ある程度形ができたら(紙の資料でもよいし、簡単につくったモデルでもよい)、
お客様候補となる可能性のある方に見ていただく。
そして、お客様候補の反応を謙虚に受け止める。
新規事業やビジネスモデル変革は、一発勝負のアイディアではなく、
いろいろと小出しに試して、その中でいいものを育てる、というやり方が
やはり良いようです。


さて、これ。コンサルがいないとできないか、といえば決してそんなことはないはずです。
あなたのお客様にじかに聞いてもいいでしょうし、
今とは違うお客様をターゲットにしたいなら、誰かに紹介を頼んでもいいでしょう。
ダメ元で頼んでみて、紹介いただけたら感謝を忘れない。
施されたら、なんとやら、ですね。


アイディアを盗まれたら、と考えているようでは前に進みません。
そのアイディアを実行できるのは、自分たちだけである、という自信があれば、
なおのこと、どんどん話してみて、磨き上げていくと良いと思います。



インスタもはじめました。
https://www.instagram.com/misturu.kikuhara/


引き続き、こちらもよろしくお願いいたします。
ビジネスモデルの変革の仕方を体系立てて整理しています。